ズル子 ヨシ子の言葉に内省する の巻
(ヨシ子)ズル子、動画再生100回突破おめでとう。
(ズル子)ありがとう、ヨシ子~
(ヨシ子)まったく思惑通りってわけね。
(ズル子)そんな言い方はやめてよ~。今回はマジだったんだからね!
ホントに、今の時期に内定とれずに悩んでいる学生を私 仕事で
何人も見てきてるんだからね。
(ヨシ子)ごめん、ごめん。でも、あんた、調子に乗って、広告配信を3日
延長したんじゃないの。
(ズル子)えっ、知ってたの?
(ヨシ子)知るもなにも、広告の残高がまた増えてるじゃないの。
(ズル子)いいのよ、まだまだ、就職できずに頑張っている子たちって
いっぱいいるのよ。何でもいいから、自分にできることを やり
たいだけなんだから。たばこを一箱ガマンすれば、おつりがくる
わよ!
(ヨシ子)その計算は間違ってるわ。そもそも煙に消えるハズのお金で例え
るなんて、学生に失礼よ!
(ズル子)たしかにそうだわ、あんたの言う通りよ。カラアゲくんでおつりが
ワンコイン返ってくるって、これからそういう言うわ、わたし。
(ヨシ子)で、次はどうすんのよ?
(ズル子)まだまだ、伝えたいことがいっぱいあって、何からしたらいいか
まだ試案中なのよ。
(ヨシ子)あんたのやりたいことはよく判っているわ。でも、なんでも出しゃ
あ いいってものじゃないのよ。今、この時期に、誰が何に悩んで
いるかとか、時期ってものもあるじゃないの。そもそも就活だって
もう少し早く出す話題なのよね~。
(ズル子)それを言われると、返す言葉がないわ。学生さんごめんなさい。
(ヨシ子)そもそも、あんたはNPO育て上げネットの工藤さんの本を読んで
工藤さんにあこがれて、事業始めたんでしょ?
(ズル子)そうなのよ。この工藤さんの本を読んで、本当に何か社会の役に
立ちたちと思ってるなら、この人のように勇気を出して行動しな
きゃダメなのよ。行動よ、こ・う・ど・う!
(ヨシ子)あんた会社とこれと そんなに頑張りすぎると、また顔面麻痺になるわよ~
(ズル子)怖いこと言わないでよ!確かにあの時は焦ったわぁ~。だって
しゃべるのが仕事なのに、もうどうしようかと思ったわ。
(ヨシ子)この前の検診でも、お医者さんから、”このままの生活を続けると
死にますよ”って言われてたじゃないの!
(ズル子)今は好きなことをしているのに死にゃしないわ!
(ヨシ子)まあ、泳ぎ続けるマグロよね、あんたは。でも、工藤さんも(本で)
言ってたけど、やるからには、途中で投げ出さないのよ!
(ズル子)ありがとう。がんばるわ、わたしっ。
(ヨシ子)ところで、このブログ、OYAKUNITATEBAという題名
だったけど、最近は、HRTechnoの苦労話ばっかりになって
るけどいいの?
(ズル子)・・・・・・・・
本書のちょっとだけ紹介
まったく、まったく普通の学生時代を過ごした著者が、海外留学の時に出会った他国との学生との交流の中で、起業を思い立つ。と言っても何をしていいかわからない。ふとしたきっかけで、若者支援がマーケット化しているヨーロッパへ行き、そこで若者支援の重要性を知る。ただ、この本は、NPOはボランティアではなく、事業であることを分かりやすく面白く語ってくれる。資金集めから仲間(社員)を集めること。お金の苦労、実際にはうまくいかなかったことなどなど。何もしらない学生が、会社を設立してからの実体験の告白本だ。
私は、次の言葉にとても惹かれて、自分もそうありたいと思った。それは、著者がヨーロッパの施設長に質問した、その施設長の言葉だ。
「投資と社会投資の違いは何ですか」
「投資は資本を市場に投入すること。成功すれば大きな利益をあなたにもたらすだろう。社会投資は君の志や時間、アイディアなどを社会のために投入することだ。そのリターンは、社会がよくなること。自分のお財布から100円を投資して1000円になって戻ってくるのと違い、投資した時間や活動によって何か社会に良い変化が起こることがリターンなんだ」(本文より引用)
私が漠然と何か人の役にたちたいなあ、と思っていたことを、こんなに端的にはっきりと示してくれた言葉があっただろうか。
よし、がんばるぞ~!