内定式に送る言葉 ~行きつけの店を作ってこ~い!~
10月に入り月曜日から内定式を行っている企業が多い。残念ながら、転職したので、今年採用内定した学生たちには会えないこととなった。いつもなら、内定式であいさつをさせてもらっていたのだが、代わりにここで話をさせてもらおう。
よく学生から、入社までにすることは何ですか? と聞かれる。いつもなら「会社に入るとほんとにまとまった時間が無いので、今は、時間をたっぷりと使える、今しかできないことをやっておきなさい。」と言う。
今日はあえて違うことを言ってみよう。
「行きつけの店をひとつ作ってきなさい」と。男性なら飲み屋さんでもいいし、女性ならカフェでもいい。自分ひとりのお店を作ってきなさい。
顔を覚えてもらうにはどうしたらいいか? 「あ、〇〇さん、いらっしゃい」「今日もいつものでいいですか?」と言われるにはどうしたらいいか、それを考えて、自分の馴染みのお店を作ってきなさい。
ちなみに、私はこれが大の得意だ。お店の子たちとすぐに仲良しになれる。コンビニでもそうだ。だまっていても私のタバコを出してくれる。(たまに買わなくていいんだが、せっかくのご好意だから買ってしまうけど 笑)そんな店が梅田、難波、家の近所にいっぱいある。
その秘訣は、というと、これを考えるのが宿題なのだ 笑!
会社に入ると、まさにこの能力が必要になる。さまざまな年齢の先輩たちの輪の中に、自分から入っていかないといけない。もっと言うと好かれないといけない。待っていても誰も手を引っ張ってはくれない。自分から交友関係を作っていかないといけないのだ。
馴染みの店を作ることは、まさに、そのことに通じるものがある。
頑張って行ってこ~い!!