OyakuniTateba blog

現役 人事マネージャーから あなたに伝えたいこと

こころの知能指数を育てる 動画再生600回 嬉しいですの巻

「こころの知能指数を育てる」の動画が再生600回に達しました。600人の方に、お伝えできたのかと思うと、とても嬉しいし、何かそれで一人でも、子供さんに対して何かいいことが起これば、とワクワクしています。

私のNPOヒューマンリソーステクノロジィは、若者支援を謳っています。そもそも、私が大事にしているのは、「いかに社会の中で生きていくか」。

勉強ができる、だけでは、この厳しい世の中を渡っていけません。生きていく力を育てる、このテーマで、研究を続けています。

では、頭がいい、の他に何が必要なのか?

一つの答えが、アメリカの研究にあります。ダニエル・ゴールマン教授が研究した、「世界で成功をおさめた社長の特徴」というものです。そこには、そういう社長の特徴として、学歴などは関係なく「気遣い」が出来ること、とありました。 

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 私は、ある会社の取締役をさせてもらった時の体験です。サラリーマンになって、一つの目標として出世というのがあります。若くして取締役に抜擢され、それは嬉しかったものです。小さな400人くらいの会社とはいえ、トップになったのですから! さあ、経営をするぞっ!と意気込んだものです。しかし! 上がってくる問題は、誰の部長と誰がどうだ、とか、コミュニケーションが上手く行かず組織が停滞したりとか、「人」に関することばかり。もっと売上を伸ばすためには、どんな戦略を打つべきなのか、とか、そういうことを期待していた私は戸惑いました。

そんな時、ある素晴らしい経営者の方からこう言われたのです。

「君は、経営とは何を経営するものか、知っていますか」と。

私は、「組織の仕組みです」と答えました。

「NONNNONN!違うよ、君。経営とは「人」を経営するのだよ」

私はその言葉に雷に打たれたような感じがしました。

このようにして、はじめは経営者目線から「社会でやっていくためには」、「いかに人を育てるか」、というテーマが生まれたのです。

これから少子高齢化の時代です。人数ではなく質が問われる時代が来ます。人が減れば一人ひとりの力を引き上げればいいのです。

今回は、こころの知能指数を育てるために、小さいお子さんには、プラスの言葉を多く使ってください、という動画を作りました。

何か思い当って、今までと違う子供との接し方をするようになった、そういう家族が増えればいいな、と思います。

 

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10/3 更新追記

10/3時点で、動画再生1300回を超えました、みなさん、ありがとうございます。