OyakuniTateba blog

現役 人事マネージャーから あなたに伝えたいこと

大学入試改革 ~学力以外の資質を見抜く とはなんぞや~

 

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大学入試改革に際して、文部科学省は各大学に個別の学力試験に加え、面接やリポート作成、高校時代の取り組みについての評価を組み入れて合否判定するよう求めており、大学側の対応が課題となっている。関西学院大を中心にした8大学は、受験生の意欲や主体性を評価するためのシステムを開発した。生徒が高校在学中にスマートフォンやパソコンから専用フォームにアクセスし、部活動や留学などの活動履歴を入力。蓄積されたデータを大学側が評価に利用する。文科省の委託事業で19年度の入試から実際に使用する。9月下旬から10月上旬にかけて他大学向けに説明会を行った。(日経新聞より)

 

入試の方法を改革しようという動きがある。「どういう学生を集めるかで、大学の未来が決まる」(阪大の川嶋太津夫教授)と少子化で学生数が減り、大学が将来、淘汰されていく中、大学も必死だ。

そもそも、学力以外の資質を見極めて入試を行うとはどういうことなのか。要は、大学に入って、一所懸命何かを成し遂げてくれる学生かどうか、そんな学生を集めたいということなのだろうか。10人中約6人が大学に進学するという昨今、入るのが難しくて卒業するのが簡単だと言われるが、学ぶ意欲が低い学生が増えたと言われている。それならば、学ぶ意欲の高い学生を見極めて採用しようということなのだろう。

18歳にそれを求めるのか~、と思う。

今までは、国語、数学、英語、物理、化学、世界史、日本史、公民? と総合的に点数をとらないといけなかったけど、それに加えて、その学生の資質まで判定するんだって。

資質?18歳くらいで、資質が決まるのかなあ。

18歳って、まだまだ、家庭環境の影響をもろに受けている、自立・自律する前の段階なのに。

これから、ますます親の育て方が問われる時代になったと言えるのかもしれない。

 

 

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